やじきた学園道中記 小鉄と狭霧篇
商品概要
『やじきた学園道中記 小鉄と狭霧篇』
発売日:2013年9月25日(水)
価格:2,500円(税込)
原作:市東亮子『やじきた学園道中記』
© 市東亮子(秋田書店)1983
作品紹介
 伝説の女子高生、江戸っ子の矢島順子とクールな篠北礼子の二人がそろえばコワいものなし!?
 腕っぷしは天下一品、義理と人情の「やじきたコンビ」ここに見参!
 1982年の連載開始当時より数多くの読者を魅了し続けてきた少女コミックの決定版が、原作人気キャラクターの小鉄と狭霧にスポットを当てて、ここにドラマCD化!
各雲斎小鉄役 豊永利行さん
 普段、兄貴分のポジションのキャラクターを演じる機会があまりないので、とても貴重な体験をさせていただきました。役をいただいたときには、割と真面目なキャラクターというか、優等生風をイメージしていました。けれど、今回のドラマCDはいわゆる「小鉄と挟霧篇」と題されている通り、小鉄の本質的な部分である「忍び」としての役割が多かったですね。古き良き日本の情緒が形容されているキャラクターなのかな。小鉄くんに影響されて、僕も和の心を大事にしようと思いました。演じさせていただいた感想としては、ここまで忠誠心を持って任務を遂行できる小鉄ってすごいなと思いました。任務とあれば、女装までしてしまう、そして声色まで変えてしまう小鉄くんが少し羨ましいというか。そこまでして仕えられる上様は、とても信頼に足る人物なんだろうな、と。そこは演じさせていただいてすごく楽しいところでもあり、クライマックスに近づくにつれ「もっと上様を信じたい!」という気持ちが強くなっていきましたね。
剣望狭霧役 柿原徹也さん
挟霧くんはですね、ほかの高校二年生よりも子供じみた容姿、忍びの里から飛び出してきたという過去などなど、自分にコンプレックスをいっぱい抱えている男の子だと思いました。ちょっとウジウジしている男の子なのかな。まあ、僕とは対照的ですね。僕とは違うけれども、こういう弟や後輩がいたら可愛いですし、思わず面倒見たくなってしまいますね。ただ、何か一つでもきっかけを与えてあげることができれば、本当はすぐにでも日本男児になり得る芯の強さを持った男の子だとも思うんです。
徳成雪也役 佐藤拓也さん
雪也くんは、パッと見ると中性的で、ともすれば頼り無さげな印象を持ってしまいがちな人ですね。けれど、年相応の子供っぽさや、好きなものや自分が慕う人に対する真っ直ぐな気持ちや強さなど、何か熱いものを秘めた少年なんだろうなと思いました。それでいて関東番長連合の総長という一面もあるので、実年齢よりも深い懐を持っていて、自分の立ち位置や役割を俯瞰してみられる一面もあります。また、演じていく中で、小鉄という非常に信頼できる人がいるお陰で、上様として振る舞っていられるのかなとも感じました。 でも、そんなふうに色んな側面を持っているキャラクターなので、「この人、腹の底で何考えてるんだろう?」という一種の怖さみたいなものも感じました。なので、演じていく中で、雪也くんの腹の底はどこなのかを自分で決めておかないと、あやふやなキャラクターになってしまうんです。それが気をつけて演じさせていただいた点ですかね。
矢島順子役 小林ゆうさん
『やじきた学園道中記』というタイトルのとおり、ヤジさんはキタさんとのパートナーシップで色々なことを解決していくのですけれど、今回はそこにある女の子同士の友情を改めて感じることができて嬉しかったです。感激屋さんで、心にポッと火が灯るとワーッと興奮気味になったり、情に厚く気っ風の良い姉御肌だったり、美人でスタイルも抜群なのにギャグシーンでは可愛いチャーミングな表情をしたり……。そういった彼女の魅力を演じさせていただけて感激でした。ヤジさんの様々な表情を大切に演じさせていただきました。ヤジさん大好きです。
篠北礼子役 伊藤静さん
キタさんはクールビューティーでかっこいい女性ですよね。私自身、クール系のキャラクターを演じる機会が多いせいか、そうしたイメージで見られがちなのですが、どちらかというと心根はヤジさんに近いんです。でも、キタさんはヤジさんと対照的なキャラクターで、演技では自分が思っていた以上のクールさを求められました。なので、抑えつつ演じなきゃいけなかったんですが、自分自身の反対のキャラクターを演じるのも、キタさんという役自体もとても楽しくて、ついつい盛り上がってしまいましたね。
サンプルボイス
サンプル1(小鉄・狭霧)
サンプル2(やじさん・きたさん)
サンプル3(雪也)