闇のパープル・アイ 小田切と慎也篇
商品概要
『闇のパープル・アイ 小田切と慎也篇』
発売日:2013年9月25日(水)
価格:2,500円(税込)
原作:篠原千絵『闇のパープル・アイ』(小学館文庫刊)
© 篠原千絵/小学館
作品紹介
 瞳が紫に変わる時、倫子は美しい黄金の豹に変わる――!
 平凡な女子高生が豹に変身することで日常が一変してしまうという、それまでの少女マンガとは一線を画した物語で人気を博す。
 1984〜1986年「少女コミック」に連載され、第32回小学館漫画賞少女部門を受賞。
 今なお、読者らの闇にひそむ変身願望をかなえた作品として、評価も高い。
尾崎倫子役 佐藤利奈さん
最初にキャラクターの絵を見たときの印象は、少し儚げで、たおやかな雰囲気の女の子でした。
でも実は、明るく元気で、普通の女子高生の純粋さを持っていたり、時にはギャグタッチで描かれていたりと、いろんな表情がある、すごく魅力的な女の子なんです。劇中、倫子はとてもひどい目にあいます。実の妹が目の前で殺されてしまったり、慎也との幸せも長くは続かなかったり。それでも負けずに前に進んでいく倫子を見ていて、魅力的なだけではなくて、本当に強い女の子だと思いましたね。

水島慎也役 立花慎之介さん
慎也は厳しい家庭に育ってきたのかな? 
台本を読んだ時には、全員、実年齢よりも年上のような印象を受けたのですが、その中でも慎也は特に大人に描かれている気がしました。
ずいぶん達観して、何かを悟っているというか。確かに18歳らしい感情を出す瞬間もあるのですが、物語が進んでいくにつれてどんどん大人びていって、クライマックスでは仙人クラスに達している。(笑) 実は慎也って、僕が今まであまり演じたことのないタイプの若者なんですよ。ですから、今回の収録はとても新鮮な気持ちで挑むことができました。
小田切貢役 星野貴紀さん
物語は少し前の時代が舞台となっているのですが、これまでにあまり演じたことがない雰囲気で、とても新鮮に演じることができました。小田切は、今の時代でしたら「クール」といったイメージになるのだと思いますが、当時はどのように読まれていたのでしょうかね。ちなみに原作では網シャツを着ているんですよ。(笑)そんなことを考えながら、イメージがずれないように演じることが難しくもあり、一方でやりがいがあったところでもありました。
曽根原薫子役 本名陽子さん
曽根原には共感しちゃいけないですよね。(笑) でも、本当にお父さんのために純粋な気持ちを持っているところと、研究熱心で好奇心旺盛なところは「すごいなぁ」と思いました。こんな生物教師は絶対いてほしくないですけど。(笑) でも実は、彼女も、変身人間に翻弄された一人の人間として、悲しい運命を辿っているんです。そんな二面性を持ちつつも、今回のドラマCDでは悪役一色です。振り切ったキャラクターとして、とても楽しみながら演じさせて頂きました。
サンプルボイス
サンプル1(慎也と倫子)
サンプル2(小田切モノローグ) 
サンプル3(曽根原の目的)  


篠原千絵
1981年に、「紅い伝説」(『コロネット冬の号』掲載)でデビュー。『少女コミック』でサスペンス作品を中心に発表。注目を集めるなか連載が開始された「闇のパープル・アイ」で人気を不動のものに。現在プチコミック増刊『姉系プチコミック』にて「夢の雫、黄金の鳥籠」を連載中。